雑感

民主党のマニフェストの目玉に「子ども手当」がある。
毎月、子供のいる家庭に一人あたり２万６０００円支給するんだそうだ。
今の政府が支給している「児童手当」よりも、額が多い。
だから目玉なんだってさ！

にも関わらず、「財源が不明だ！」「キチンとした数字を示せ！」とのマスコミの声が多くなったら、それらしい数字を出した。
ところが、その際に出た支給金額が「１万３０００円」とトーンダウン・・・（爆笑）
財源の根拠どころの騒ぎじゃなくなった。
おそらく試算段階で破綻していることが露呈してはマズイとでも思ったのだろうか、それとも「半額なら何とか大丈夫」と踏んだのだろうか、いかにも「財源明記しましたよ！」と言わんばかりの勢いで、堂々と（？）出してきた（大汗）。

が、しかし、ちょっと待て！
「国民の生活第一」なら、そこを死守しないのだ？！


「議員を削減し３分の１にする」とか
「議員歳費３０％カット」と身を削ってでも、生活を守る事が最優先だろう！！
ムダを省く、埋蔵金を使う、組み替えれば大丈夫など、
国民をいつまでだまし続けるつもりだ！

最近じゃ、子供のいない年収５００万円の専業主婦世帯だと、
「子ども手当支給では増税になる」と公言した。
多分、自分たちでも矛盾には気付いているはず。
だが、その場の言い逃れで出している事がばれるのをおそれて、
誰も手を付けない。最近じゃ、あの岡田でさえ口ごもる始末。

選挙戦に入ればマスコミは、狂ったように政権交代をミスリードするだろう。
所詮、政治責任など自分たちにはないからね。
「駄目ならまた変えればいいだから」と。気楽なもんだ。

今、世の中が渇望しているのは、甘い夢ではなく、
今の生活を守り抜き、その先にある未来の安心だ。