2009年06月03日

国民が知らないところで・・・


細田幹事長 民主党を厳しく批判

「新報道2001」で岡田民主党幹事長と初討論

「非現実的な改革案を振り回すな」


 細田博之幹事長は5月31日、民主党の岡田克也幹事長とともにフジテレビの「新報道2001」に出演した。新たしく就任した岡田幹事長と細田幹事長がテレビで討論するのは、これが初めて。この日のメインテーマとなった年金改革問題で細田幹事長は「(国民年金、厚生年金、共済年金の)3年金の統合などという絵にかいた餅をいつまでも振り回していないで、ちゃんと現実的な政策を出してもらいたい」と述べ、同党の年金問題に対する姿勢を厳しく批判した。

■「不安を煽っているだけ」

 番組のなかで細田幹事長は、民主党がしばしば批判の対象にする「100年安心」という言葉について、「言葉が先に躍ったという面はある」としながらも「枠組みとして長期にワークするという意味であって、100年間何もしないで安心だということではない」「今から100年前といえば、明治時代だが、それから現在のことを予測するのは不可能なのと同じように、状況に応じて見直していくのは当然のことだ」「合計特殊出生率が0・01下がったからといって、すぐ全体の枠組みを変えなければならないというのはまったく間違っている」などと述べ、同党の批判がいかに的外れなものであるかを浮き彫りにした。

また、年金システムが破たんする状況にないことや、給付率が極端に低下している事実はないことを強調したうえで、3つの年金を統合する民主党年金改革案について、「そのための検討はまったく進んでいない」と指摘。「具体的なものが何もなくて、ただ不安をあおっているばかり」と批判した。

さらに「(民主党が)不安を煽りたてるものだから『年金保険料を払わないほうがいい』ということになり、年金の基本理念が失われかねないことになってしまっている」と、現実的で長期的な議論を行うよう呼びかけた。

 これに対して民主党の岡田幹事長は「『100年安心』という言葉を撤回しろ」「民主党の改革案をもとに超党派で議論は進めている」などと反論したが、細田幹事長の論理的な追及の前に説得力を欠いたものとなった。

 また、同幹事長が民主党代表だった時代に、「民主党年金改革案のためには3%の消費税率のアップが必要」としていたにもかかわらず、現在の民主党が「4 年間上げない」との方針を示していることについて「将来的には消費税に依存することになると思うが、鳩山代表も言っているようにこの4年間は消費税を上げるという選択は取らない。もう少し先の話だ」と答えるにとどまった。


 会期延長「政策優先で]

 この日は年金問題だけではなく、北朝鮮問題、今後の政局運営もテーマだった。
細田幹事長は北朝鮮問題で軍事専門家ばりの見識を背景にキャスターの質問に対して明快に答えてみせた。
 会期延長問題に関しては、「せっかくの補正予算関連法案が立ち枯れになってはいけない。全部(の法案)をあげる義務が国会にはある」と述べ、あくまで「政策優先」の方針で対応していく考えを強調した。
 また、解散時期に関する質問に対して「(任期満了まで)100日余りしかない。ここまでくれば50歩100歩」と指摘したうえで、「(民主党が各法案を)十分審議してからになると、8月に入る可能性は大きい」との見通しを示した。


 制度を理解したうえで改革案まとめほしい=権丈慶大教授が注文

 この日の番組で気を吐いたのがゲストの慶応大学の権丈善一教授(47)。
 同教授はまず「いつ、年金が実質破たんする可能性が明らかになったのか」と同番組のテーマ設定に疑問を呈し、その根拠となった新聞報道についても批判した。
 特に「年金制度は破たん 厚生省試算」との記事を取り上げ、「民主党の山井(和則)議員などが年金の破たんイメージを出したいがために(例えば100年間マイナス成長が続くなどといった)非現実的な前提に基づいて試算するよう厚労省に要求し、その通りに試算するとこうなるというだけのこと」と切って捨て、「こういう記事をどんどん書いていくと『払っても無駄』ということになり、(年金保険料を)払わない人が増えてくる」と警告した。
 また、「(年金財政にとって)未納問題は全く問題ではない」としたうえで、未納者は年金に投じられている税の恩恵を受けられず「自分が損をするだけのことだ」と指摘。「年金保険料を払うことは義務ではなく権利」だと主張した。
 さらに同教授は岡田幹事長に対して「制度を理解して改革案をまとめてほしい」と注文した。(「自由民主」6月9日号より)


特に「年金制度は破たん 厚生省試算」との記事を取り上げ、「民主党の山井(和則)議員などが年金の破たんイメージを出したいがために(例えば100年間マイナス成長が続くなどといった)非現実的な前提に基づいて試算するよう厚労省に要求し、その通りに試算するとこうなるというだけのこと」と切って捨て、「こういう記事をどんどん書いていくと『払っても無駄』ということになり、(年金保険料を)払わない人が増えてくる」と警告した。

こんな時代背景だからこそ、しっかりした政策を立て未来への展望を明らかにするのが、国会議員の責務だ。にも関わらず、国民の不安を煽り、さらに不安を増すためには、手段を選ばないという悪徳政党・民主党だ!

国民は気づきはじめているよ。どの政党が真剣に国民の将来・未来を考えているのかを。
総選挙も8月投票でメドがついたことだし、心ある民主党支持者は、身近な議員に離党・新党結成を薦めるべきだよ。
それがダメなら、民主党を解体すべきだ。

同じカテゴリー(せいじ)の記事
 国に見捨てられた宮崎県 (2010-07-20 11:29)
 やっぱり山田のジジィも・・・ ブレ発言 (2010-07-18 23:19)
 もはや敗戦の弁 (2010-07-10 10:43)
 出た出た、平成無責任男が発言!! (2010-07-04 23:38)
 情けない・・・もはや周辺幹部に同情します (2010-07-04 23:28)
 「財政破綻で困るのは国民」!? (2010-07-04 19:26)

Posted by ひげかん at 16:26│Comments(0)せいじ
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。