2009年05月11日

小沢辞任記者会見

小沢代表辞任で本質を見逃すな!

記者会見を見た。
新聞・TVら、マスコミ各社の質問は、「次の代表は?」「自身の今後は?」などとの質問ばかり。見ていて「アホ記者!」と思った。うんざりさせられた。

政治と金の問題から出た「献金疑惑をはらせ」という国民の声が不支持の元であるにもかかわらず、「一点もやましいことはない」と小沢強弁させたアホ記者連中。

今、小沢に追及のマイクを向けなければ、二度と小沢はカメラの前には出てこないぞ!

辞任する理由に上がった「皆さんに迷惑かけたので、政権交代を実現するためにも辞任を選んだ」とのコメントは、まさに疑惑から目を逸らすためのもの。しまいには「補正予算が終わるまでは、混乱させないために代表辞任は終了後」だと。徹底抗戦の姿勢とコメントまで飛び出た。小沢の最後っ屁のおまけ付きだ。

「政権交代が本懐なのだ!」だから「私への献金疑惑など無関係!」との姿勢は変わらず。反省も何もない。民主党としても、小沢にキチンとケツを取らせないと、ダメなのにね。これで決着したと思っていたら、国民から総スカン喰うよ。

結局、国民の期待した答えは、何も解らないまま、会見は終わった。

テレビ朝日の解説者も「民主党は、国民の政治と金の問題に責任を持って答えを出すべきだ」と話したが、数日もすれば、話題は「いつ解散・総選挙?」になってしまうから、テレビ朝日の報道には期待しないほうが良い。

今後は、マスコミの反応(報道の内容)・世論の動向を吟味しながら、民主党執行部は、解散へのシナリオを描き始めるのだろう。マスコミも解散・総選挙への筋書きが立てやすくなった。

まず、1)代表選挙。
これは「開かれた政党」をイメージさせるために若手候補者の名前ををどんどん上げさせておいて、最終的には何人か出させる。で、結論としては、岡田か前原あたりで着地させて、全体的にクリーンになった民主党のイメージで選挙に向かう。

麻生さんも、代表選の前に「解散」なんてやると「麻生は汚い」なんて事にもなるし、「必ず予算を通す」と言った手前もあるから、麻生さんもやらないだろうね。個人的にはやったら、面白いと思うけどね。

2)疑惑責任
ここが、危ないところだ。
問題の本質から目をそらせて、総選挙へと話題を転換し、国民世論を「今の政治じゃダメ!」というキャンペーンを展開し、国民をミスリードする。報道は次第に解散総選挙へと向かう。小沢の件は「代表辞めたんだからここから先は、小沢個人の問題」だからだ。小沢逮捕など、余程の事がない限り、マスコミは小沢のことなど取り上げないだろうし、国民が求めている「献金疑惑」の答えを求めようとはしないだろう。マスコミは都合の良いときだけ「世論」を使いこなすだけなのだから。

徹底的に小沢の献金疑惑を追及する「根性あるマスコミ人」は、日本にはおらんのだろうか?

それにしてもTBSはCMばかり挟んで番組を続ける。あー見にくい(醜い?)番組だわ(^O^)

同じカテゴリー(せいじ)の記事
 国に見捨てられた宮崎県 (2010-07-20 11:29)
 やっぱり山田のジジィも・・・ ブレ発言 (2010-07-18 23:19)
 もはや敗戦の弁 (2010-07-10 10:43)
 出た出た、平成無責任男が発言!! (2010-07-04 23:38)
 情けない・・・もはや周辺幹部に同情します (2010-07-04 23:28)
 「財政破綻で困るのは国民」!? (2010-07-04 19:26)

Posted by ひげかん at 17:56│Comments(0)せいじ
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。